iPhone/iPadなどのiOSデバイスにはセキュリティー対策のために『パスワードを10回間違えたらデータを消去する』と言う設定をすることができます。
iPhone/iPadのパスコード
iPhone/iPadに設定できるロック解除用のパスコード(パスワード)は数字4桁しか設定することはできません。数字の4桁は0000~9999の10,000通りしかないので時間をかければ容易に解読ができてしまいます。
そのため銀行のATMのようにパスコードの入力に回数制限を付けることができます。
銀行のATMなどでも同様に4桁のパスコードが使われていますが、入力を3回程度間違えると使えなくなるなどの対策がとられていることが多いです。
10回間違えたらデータを消去する方法
設定方法はオンかオフなので10回を5回にするなど回数を変更することはできません。
- 設定より『Touch IDとパスコード』をタップします。
- パスコードの入力を促されるので『現在のパスコード』を入力します。
- Touch IDとパスコードより『データ消去』をオンにします。
- 表示されたダイアログの内容を確認し問題が無ければ『使用』をタップします。
10回間違えたらデータを消去するやり方は以上です。
バックアップはマメに実施しましょう
iPhone/iPadなどのiOSデバイスにはiTunesと言う強力なバックアップツールが存在しています。そのため、仮にイタズラ目的でパスワードを間違えてデータが全部消去されてもバックアップデータから復元することが可能なので安心して設定することができるでしょう。
まとめ
スマートフォンに設定したパスコード(パスワード)を忘れてしまう人は結構いるようなので誤ってデータが全部削除されても良いようにバックアップは頻繁に実施するようにしましょう。