スマホ/タブレットを『SIMなし』で使う方法

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スマートフォンが登場した黎明期には、スマートフォン本体にSIMカードを指していないと通信できない機種もありましたが、昨今では『SIMなし運用』でWi-Fiスマホ/Wi-Fiタブレットを使うことができます。しかし、一部機能が制限されるので注意をしましょう。

『SIMなし運用』とは?

LTE/3G通信が可能なスマートフォンやタブレット(いわゆるCellular版)には『SIMカード』と呼ばれる小さなチップが挿入されています。このSIMカードには電話番号などの情報が書き込まれており、スマートフォンやタブレットをモバイルネットワーク(LTE/3G)に接続する為に必要なものです。
しかし、昨今で販売されているLTE/3G通信が可能なスマートフォンやタブレットでも『SIMカード』を挿入せずに使うことができ、SIMなしの状態で使用することから『SIMなし運用』などと呼ばれています。この時、インターネットへの接続はWi-FiやBluetooth(テザリング)などを使用します。

使用できない機種もあるので注意してください。

『SIMなし運用』のメリット

ドコモが発売するXperiaタブレットの中にはワンセグやフルセグなどのTV機能が搭載された機種があります。これらの機能はWi-Fi版には無くCellular版のみに搭載されている機能です。そのため、これらの機能を使用したいが回線契約は必要ないという場合にはタブレットの『SIMなし運用』がオススメです。

参考 Xperia Tablet Z SO-03E が想像以上に使える!
参考 タブレットで『ワンセグ』や『フルセグ』を見る方法

Cellular版で使えない機能

SIMなし運用ができると言うのは、使わなくなって余ったスマートフォンやタブレットを別の用途で使用できるため便利ではありますが、一部の機能が制限されるので注意が必要です。

本体のアップデート

スマートフォンやタブレットは本体からソフトウェアの更新を行うことができますが、SIMなし運用の場合ではキャリア側の制約により本体からのアップデートができない場合があります。
ただし、XperiaシリーズではXperia Companionと呼ばれるパソコン用ソフトウェアを使うことでアップデートをすることが可能です。

参考 Xperiaを本体のみでアップデートする方法

A-GPS

スマートフォンに使用されている位置情報サービスにはGPSが用いられていますが、GPSは位置の特定まで時間がかかるため補助機能として『A-GPS』が使われています。このA-GPSはLTE/3Gなどのモバイルネットワークを使用するため『SIMなし運用』では使用することができません。

そのため、Googleマップなどの地図アプリを使用した際に、位置の特定までに時間を要し遅くなることがあります。

スマートフォンの補助機能はA-GPSの他にWi-Fiなども使用するため、必ずしも遅くなるわけではありません。

5GHz帯のWi-Fi

新しいスマートフォンやタブレットでは2.4GHz帯の他に5GHz帯のWi-Fiを使用することができます。2.4GHz帯のWi-Fiは混雑により速度低下などを引き起こすことがあり、また、家庭用のWi-Fiルーターでも5GHzに対応した商品が増えているので、5GHz帯のWi-Fiを好んで使用している人も多いでしょう。

しかし、『SIMなし運用』をしているスマートフォンやタブレットでは5GHz帯のWi-Fiが使えなくなる機種があります。そのため、「Wi-Fiに繋がらない!」と言う場合には『Wi-Fiルーターが5GHz帯の電波のみ発信している』かつ『SIMカードが挿入されていない』と言った状況が考えられるので確認すると良いでしょう。

また、2.4GHz帯と5GHz帯の違いについては以下を参照してください。

参考 スマホでチェック!自宅のwi-fiが遅いと感じたら試すこと

緊急通報

110番や119番などの緊急通報(緊急電話)はSIMカードが入っていないと使用することができません。海外ではSIMなしでも緊急通話できる国があるので勘違いしやすいですが、日本では携帯電話通信網に接続していない状態で電波を発することは法律上認められていないため、たとえ緊急とは言え緊急通報(緊急電話)することはできません。